あなたにもできる常温核融合実験!? −電極が光る、交流電解法−
両著者の論文は、日本の学会誌に掲載を拒絶され、アメリカの「核融合技術」(フュージョン・テクノロジー)に掲載された論文を収録してものである。 著者らは常温核融合という言葉を使用しなくともよいと言いたげである。普通の水を使って5倍もの熱を発生してエネルギーを産生する技術は、いわば広義のフリーエネルギーであって、一兆円もの予算を浪費して、鼠一匹さえも出せない研究と比較して、試験管の中で発生するエネルギーであることを思えば、その有用性、実現性を考えよう。そして、常温核融合は誰にでも出来るエネルギー産生技術かもしれないところに、この技術の魅力があるのかもしれない。
第1章 常温核融合出現のいきさつ(フィーバー;核融合のおさらい;普通の水での常温核融合登場;核融合を超えた現象)
第2章 交流電気分解法の発見(電極上に発光・火花を発見;公表;現象の考察;実験方法)
第3章 関連現象(著者のフリーエネルギー回路;放射能は放電で消せるか)
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